みかんのコンフィチュール、美と心身の栄養源。


c0203121_3425953.jpg“みかん”といえば、私にとっては、故郷の《愛媛みかん》だけど…(笑) 先日あるイベントに参加して紀州の和歌山産を業者さんからお礼に頂いた。それが、ちょっと甘みが薄く、そのまま食べるにはもうひとつの味だったので、ついつい、手を出さずに置いていた。でも、10個程まだあるし、このまま食べずに置くのももったいないので、ジャム作りの胸が騒いで、そうだ!みかんのコンフィチュールを作ろうと想いついた。その事を、昨日、ツイッターで写メ入りで呟いたら、フォロワーさんの一人がぜひ、レシピをとお声がかかり、それでは、それも詳しくここで紹介させてもらいながら、みかんの皮の効用も、ご披露しようと想う。

アロマセラピーに興味がある方なら、もうお分かりだと想うけれど、果実には、人の心身を癒し、美容効果のあるものが多い。特に、香りには、気分をリラックスする鎮静効果もあるし、皮の油分は、肌に潤いをもたらし、清掃の時も役立つ事が注目されている。









c0203121_356286.jpg私のジャム作りは、自己流なので正式なレシピとは言えない。それでも、いいなら、お付き合いくださいね。今回、ジャムとは言わず、「コンフィチュール」としたのは、フランス式に洒落てみたのでもなく、少し水分の多い感じにしたかったのもあり、ゼラチン質の多いドロッとしたジャム感覚よりも、私的にはさらっとしたコンフィチュール感覚のものを作りたかったので、そう呼ぶことにした。もしも、ジャムのように、とろみのある感じが欲しい方は、最後の仕上げに、レモンの果肉を入れるとペクチンの働きでゼリー状に固まりやすくなり、繊維質のペクチン含有量がふえて、整腸作用も働きやすくなる。ママーレードにしたい場合は、皮をむかずに、ついたままみかんを輪切りにスライスして煮詰めたらいいだろう。

さらっと感覚で仕上げた“みかんのコンフィチュール”

☆ ~ レ シ ピ ~ ☆

① みかん10個の果皮をむき、別に取り置く。
② 果肉は薄皮がついたままでいいので、白い繊維質の糸状のものは綺麗に剥ぎ取り、ホウロウ鍋に果肉を入れる。
③ その果肉の上からグラニュー糖(果肉に対比砂糖30%)を振りかける。これは、多めにしていい。そのまま一晩寝かせる。
④ 翌朝、鍋の中の砂糖はとけて、みかんがしんなり潤っている。そのまま、焦がさないように煮詰める。
⑤ 木べらやスプーンなどで、みかんの果肉をつぶしながら煮詰めていく。灰汁は丁寧にその都度取る。
⑥ ある程度 煮詰まったら、一旦、火を止めて、果肉を冷ます。
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⑦ この状態では、まだ果肉の形が残っているので、果肉を取りだしミキサーにかけて綺麗な液状に近い感じでつぶす。
⑧ それを、またホウロウ鍋に戻して、ぐつぐついうまで煮詰める。
⑨ この間、別の鍋で、容器になる空き瓶を煮沸消毒して置く。
⑩ 煮詰まった熱々の果肉果汁を、煮沸し用意した空き瓶に入れる。
⑪ 一杯入れて、直ぐ蓋を閉めて、真空にするために逆さまに置く。
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⑫ 容器の瓶が冷めたら、天地を元に戻して、コンフィチュールの出来上がり!

※ジャムにしたい方は、⑤の段階でレモンの皮を少しスライスして最後に加えるとよい。白い果肉(皮と実の間)部分が多いとペクチンの働きでドロッっととろみがつく。





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出来上がったみかんのコンフィチュールは、このようにヨーグルトにかけてもいいし、クラッカーやマフィンに塗ったり、ベビーリーフサラダの柑橘系ソースとしても、美味でおしゃれな演出になる。




c0203121_3463086.jpgさて、取り置きしたみかんの皮は、どうするのか?という疑問のあなた、いいところに気がつきました。これは、晴れた日に、天日干しして、ドライフルーツのような乾燥みかんの皮を作るため、必要なんですよ。※念のため、画像のみかんの皮は、まだ剥いたままの状態で、乾燥しきってない。これから、天気の良い日に干すことになる。

◆みかんの皮の効用◆ 
※中国では、皮を乾燥させたものは陳皮(ちんぴ)と呼ばれ、漢方の生薬としても有名。

A: 柚子湯のように、乾燥したみかんの皮を浮かべて、入浴剤に使う。身体を芯から温め、肌にとっては保湿効果や、美容にも優れ、香りは、気分をリラックスさせる。
B: シンクの汚れ取りに最適。頑固な汚れや、臭い匂い消しにもなる。煮詰めて液状にして清掃スプレーにしてもよい。
C: ハーブティーのようにお茶として飲む。細かく皮を切って、熱湯を注ぐと、漢方茶のように滋養によい。利尿効果や、血圧降下の作用もあると言われている。
D: フェイスケアとして、蒸しタオルにこのみかんの皮を挟み、顔にあてる。甘露な香りが、癒しになり、美容と心身のアロマセラピーになる。

このように、みかんは、捨てるところがないほど、活用度の高い果実であるといえる。日本人にとって、みかんは、炬燵でみかんの如く、庶民感覚過ぎて、ついつい、なおざりされているけれども、優秀なみかんに、もう一度惚れ直してみてはいかがだろうか。









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by aroma-createur | 2012-03-08 04:02 | レシピ